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高血圧

高血圧について 院長より

当院では総合内科として内科全般を診療していますが、この度当院にて高血圧専門外来を設立いたしました。 私は大学病院や市立病院にて高血圧を専門とした診療を行っておりましたが、近くには高血圧を専門とした診療所がないことから、地域の皆様のお役に立ちたいという思いがあり設立にいたりました。

 

高血圧の90%は原因のはっきりしない高血圧(本態性高血圧)ですが、10%は主にホルモン異常に伴う高血圧(二次性高血圧)が隠れています。高血圧の方は基本的には血圧を下げる薬(降圧薬)にて治療していきますが、複数の薬剤を組み合わせても低下しない場合は、二次性高血圧を疑い血液検査や画像検査を追加して評価していきます。 腎機能の低下が疑われる方は尿検査も追加します。

 

皆さんの血圧は普段どのくらいでしょうか。「血圧は高い方が調子がいい」「健診で毎年言われるから」ということで放っておいていないでしょうか。確かに、血圧が高い方が調子がよいという意見は、多くの患者様のご意見を聞いても間違いではないと実感しております。ただ、高血圧は放置すると徐々に動脈硬化を起こし、心筋梗塞、脳梗塞といった脳血管障害(脳卒中)や高血圧性心筋症、微細な血管障害によって慢性腎不全を引き起こしてしまいます。ですので、まずはお話しを伺い高血圧の原因を探し、できる治療を試しながら徐々に血圧を下げていくことが大切です。

 

また、患者様からは「血圧の薬は飲み始めたら一生ものなので飲みたくない」という意見も多く頂戴します。中には長く飲まないといけない方もいらっしゃいますが、ライフスタイルの変化や食事内容の変化、運動などで、減薬や中止に至ることが多いのも事実です。

 

ご本人様の体調やご希望に合わせて、決して無理強いをせずきめ細かく調整してまいります。当院は平日は夜20時まで、土日も診療しております。日中受診できない方もお仕事が不規則な方も安心してご来院いただける体制を整えております。 高血圧の指摘を受けた方や治療でお悩みの方は、どうか一度ご相談ください。

高血圧の症状について

高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期にはほとんど自覚症状がありません。しかし、血圧が非常に高くなると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 肩こり
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ

これらの症状は高血圧以外の原因でも起こりえますが、気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

高血圧の原因について

高血圧の原因は、大きく分けて本態性高血圧と二次性高血圧の2種類があります。

本態性高血圧

本態性高血圧は、高血圧全体の約9割を占め、原因が特定できない高血圧です。遺伝的な要因に加え、以下の生活習慣が関与していると考えられています。

  • 塩分の摂りすぎ
  • 肥満
  • 運動不足
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • ストレス

二次性高血圧

二次性高血圧は、特定の病気が原因で起こる高血圧です。原因となる病気には、以下のようなものがあります。

  • 腎臓の病気
  • 内分泌の病気
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 薬剤の副作用

二次性高血圧の場合は、原因となっている病気の治療を行うことで、血圧が改善することがあります。

高血圧の病気の種類について

高血圧は、血圧の値によって以下のように分類されます。

  • 正常血圧:120/80mmHg未満
  • 正常高値血圧:120~129/80mmHg未満
  • 高血圧1度:130~139/80~89mmHg
  • 高血圧2度:140~159/90~99mmHg
  • 高血圧3度:160~179/100~109mmHg
  • 孤立性収縮期高血圧:140mmHg以上/90mmHg未満

高血圧の程度によって、治療方針が異なります。

高血圧の治療法について

高血圧の治療は、生活習慣の改善と薬物療法が中心となります。

生活習慣の改善

生活習慣の改善は、高血圧治療の基本です。以下の点に注意しましょう。

  • 減塩:1日6g未満
  • バランスの取れた食事:野菜や果物を積極的に摂り、食物繊維を十分に摂取する
  • 適度な運動:ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を1日30分以上行う
  • 禁煙:喫煙は血管を収縮させ、血圧を上昇させる
  • 節酒:アルコールの過剰摂取は血圧を上昇させる
  • ストレスの軽減:十分な睡眠を確保し、リラックスできる時間を持つ

薬物療法

生活習慣の改善だけでは血圧が十分に下がらない場合は、薬物療法を行います。高血圧の治療薬には、以下のような種類があります。

  • 利尿薬:体内の余分な水分や塩分を排出し、血圧を下げる
  • カルシウム拮抗薬:血管を広げ、血圧を下げる
  • ACE阻害薬・ARB:血管を収縮させる物質の働きを抑え、血圧を下げる
  • β遮断薬:心臓の働きを抑え、血圧を下げる

薬の種類や量、服用方法は、患者さんの状態に合わせて一緒に調整します。よほどの低血圧や高血圧でない限りは自己判断で調整せず、血圧手帳とともに普段の様子を教えてください。

高血圧についてのよくある質問
Q1. 高血圧は遺伝しますか?

A1. 高血圧になりやすい体質は遺伝することがあります。しかし、生活習慣に気をつけることで、高血圧の発症を予防したり、遅らせたりすることができます。

Q2. 血圧はどのくらいを目安にすれば良いですか?

A2. 一般的には、診察室での血圧が140/90mmHg未満、家庭での血圧が135/85mmHg未満を目指します。ただし、年齢や合併症の有無などによって目標とする血圧は異なります。

Q3. 高血圧の薬は一生飲み続けないといけないのですか?

A3. 先頭でも述べた通り、ライフスタイルの変化や食事内容の変化、運動などで、減薬や中止に至ることもあります。ただ、減らしたい一心で自己判断での中止は時として危険なので、一度相談ご相談ください。

おわりに

高血圧は、自覚症状がないまま進行し、気づいた時には重大な病気を引き起こしていることもある、非常に恐ろしい病気です。しかし、早期に発見し、適切な治療を行うことで、健康な生活を送ることができます。当院では、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画を提案し、血圧管理をサポートいたします。また、訪問診療も行っておりますので通院が困難な方もご相談いただけます。気になることがございましたらお気軽にご相談ください。地域の皆様の健康をサポートできるよう、スタッフ一同、尽力してまいります。

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